理容科
ユニセックスサロンの増加とともに理容師に求められる技術や仕事の幅は広がってきています。理容科のテクニカル（技術）カリキュラムは、実習が中心になります。入店時に学ぶカットや顔そり、シャンプーなどの技術を在学中に繰り返し学ぶことで、即戦力となる人材を育成します。サロン経営の知識とノウハウもあわせて学びます。
国家試験の合格率は毎年、90%以上!
- 取得可能な資格
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- 理容師免許(厚生労働大臣)
- 専門士称号(文部科学大臣告示)
- ネイリスト技能検定3級(日本ネイリスト検定試験センター)
- 目指せる将来像
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- 理容師
- サロン経営
- マネージャー
実習カリキュラム
理容技術理論の内容に即して、理容師としての基本的技術を
身につける実習を行います。
シザー（はさみ）やコーム（クシ）、クリッパー（バリカン）の持ち方や操作方法にはじまり、カットの基礎から応用までの技術を修得します。
理容における主要技術であり、人の容姿を美しく整える技術です。さまざまな状況に応じた正しい知識を衛生面、快適性とともに学びます。
ヘアアイロンを使用して毛髪にカールをつけていきます。アイロンの温度は110~130°Cで行います。アイロンの持ち方も大切です。
パーマをかける技術で基本巻きの練習後、大会用の巻き方を練習します。
毛髪診断、頭皮診断は薬液処理技術を行う前に欠かせません。頭皮診断は、スキャナーを使用し、モニターに映し出します。
ウイッグにブリーチ、おしゃれ染め、白髪染めマニキュアを使用して練習をしていきます。
- 1年次
実習 - パーマネントウェービング 用具の持ち方と操作 アイアニング カット ヘアカラーリング ヘアセッティング
- 2年次
実習 - ヘアクリニック クリニックマッサージ シャンプーイング リンシング シェービング（髭剃り） ヘッドマッサージ 国家試験カリキュラム
※カット・シェービング・整髪は国家試験科目です。道具も試験まで使用します。
理論を学び教養を
身につける
関係法規・制度
理容師法・美容師法を中心に、理容・美容の業務に関係の深い法令の内容を勉強します。
衛生管理
公衆衛生の全般について「公衆衛生」「感染症」「管理技術」の各専門分野に分けて学習します。
保健
人体組織について「構造」「皮膚」「毛髪」などを科学的に理解します。
香粧品化学
理容に使用する器具や香粧品（化粧品）を正しく取り扱うために必要なことについて学びます。
文化論
理容の施術で必要な美的感覚と表現力を養うとともに、歴史を勉強しヘアデザインに役立てます。
理容技術理論
理容に用いられる器具や機械の種類、目的を理解し、その正しい取扱方法を学びます。
運営管理
理容に必要な接客法や消費者への対応方法を身につけるとともに、経営管理の基本を学びます。
選択教科
基礎的な技術を身につけたら、さらに誰にも負けない
強みを持ちましょう！自分で選んで学び、自信を身につけます
ビジネスマナー
サロン実務において欠かせない接客法や、一般社会での礼儀・作法などを実習しながら体得します。
ヘアスタイル画
デッサンの描写を通して理美容に必要な構成力や表現力等の芸術的感性を養います。
ネイル
技術が進歩しているネイルケア等の基礎技術から応用技術まで1年次に毎週3時間幅広く学びます。
エステティック
エステティックの歴史、理論を学びながら、各種の技術の目的、種類、特徴、技術上の留意点を身につけます。
理容総合技術
総合的な技術を学び、実践的技術習得を目的としています。アップスタイル、着付け等も行います。